後日談というほどのことでもなく

GWが明けてしまいました。ううう……。

何をしていたかというと、ほぼ、クトゥルフセッションと実家への行き来です。
遠出? 何のことかな?

セッションは合計4本やりました!
まず1日で3本。
そして2日かけて1本。

ラストはルルブのサンプルシナリオ、「腕に刻まれる死」です。
なかなかエグく、スリルのあるシナリオでしたが、みんな無事クリアできて良かった良かった。

そのちょっとした後日談(というほどのことでもなく)として、追記に秋竹さんと有馬くん。
秋竹さんキャラが輝いているぜ。



*****


「秋竹さん、ちーっす!」
「おはよう! 有馬くん!」

 元気に声を掛ければ、同じくらい、もしかするとそれ以上に元気な声が返される。
 目の前の大きなその人を見上げ、有馬秀はヘラリと笑った。
 彼、秋竹有人はいつからどう繋がったのか有馬自身もよく分からないが――まあよくあることである――有馬の友人だ。
 ヒョロリとした背丈――何せ190もある!――に案外似つかわしくないほど快活な彼は、たまに時間が合うとこうして一緒に遊ぶ。
 遊ぶといっても有馬は仕事が多忙なため、大体は食事をする程度のことなのだが。
 そして今も、まさにちょっとしたカフェで軽い食事をするところだった。

「有馬くんの名前は相変わらずいいね!」
「よっぽどのことがなきゃ名字は変わらねっすよ」

 素っ頓狂なことを言う秋竹に、ケラケラと笑ってしまう。彼は大の馬好きなのだ。そのため有馬の名字のことも気に入っているのだという。有馬としては予想外のところで褒められ、多少反応に困るところだ。
 それでも、彼のその素朴な振る舞いは嫌いでなかった。むしろ好ましい部類だろう。「お前って変人が好きだよな」などと友人から言われることもあるが、有馬自身、否定はしない。

「秋竹さんはその後、調子はどうです?」
「僕かい? 元気だよ!」
「デスヨネー」

 見ての通りと言わんばかりの彼に、有馬は笑って頷いた。
 先日は大規模な――しかしニュースとしては驚くほど小規模な――事件に巻き込まれてしまった。その現場に行くために彼に声を掛けたのは有馬だ。有馬自身も職場の関係で誘われた身なので直接的な原因ではないといえど、幾ばくかの罪悪感は抱えていた。
 しかし、元気ならば良かった。

「あの事件も、大変だったけど面白かったしね!」
「面白いで済ませられる秋竹さんの方が面白いっすわ」

 どこまでが本気か分からない。きっとどこまでも本気なのだろうけれど。
 ただ、彼のこういう態度は、有馬の罪悪感も軽いものへと変えてくれる。

「秋竹さんは、優しいっすねえ」
「そうかな? 有馬くんも可愛いよ!」
「いやいや、何すかそれ、流れが分かんないでしょ」
「よしよし」
「いやだから流れが全然分かんないですね!?」

 背丈が高い彼は、自身より低い者は何でも可愛く見えるらしい。成人男性の平均値以上はある有馬のことでさえも。
 25にもなって頭を撫でられるのは妙に気恥ずかしく、有馬はジト目で彼を睨んだ。にっこりと笑い返される。くそう。これさえなければ、もっといい人なのだけれど。

「秋竹さん、何食べます?」
「にんじんパスタはあるかな」
「えっ、難易度高ぇ!」
「意外と美味しいんだよ!」
「食べたことあるんだ!?」

 彼との会話は雑多に流れていく。雑多すぎて記憶の波に紛れ込み、たまに何を話していたのか分からなくなる。
 だが、まあ、それもまた嫌いではなかった。
 チラリと見た彼の横顔は、いやに楽しげだ。

(……まあ、何考えてんのか分かんない人だケド……)

 有馬は時々思う。
 ――踏み込ませてもらえる気はしないし、踏み込むつもりもないし、こちらだって踏み込まれるつもりもない。
 自分たちの間にあるのは、きっと薄っぺらで頼りない、空虚なものだ。
 それでも、案外、その空気は居心地がいいから。

「今度、そのにんじんパスタ食べた店に連れてってくださいよ」
「いいよー! むしろ作ろうか?」
「作れるんだ!?」
「分かんない」
「作ったことはないんだ!?」
「まあ大丈夫だよ!」
「あははっ、信じてますよー?」

 それでもいいかなと、この変わった友人ともっと色々話せたらいいなと、有馬はぼんやり思うのだ。


*****


まだ知り合って日が浅いので、キャラが違ったらごめんなさい。
でもちらちら聞いてるお話だと、どうもこの2人、どちらも表面上は人懐っこいけど心の中はあまり見せたがらないタイプなのかなーと。
有馬くんは完全に面倒くささをこじらせてる部分があるんですけどねw
彼は心の中を見せたがらないくせに寂しがり屋の構ってちゃんなのでこじらせすぎです本当に(やれやれ)

まあそんなこんなで。
実は似たところのある2人だからこそ、お互い干渉しきらない、居心地のいい距離感を案外作れるのではないかなーと?
そんなことを思ったのでしたとさ。

ちなみに秋竹さんは、我らが銀ちゃん(リンクからも飛べますよ!)のPCです。
また遊んでくださいましね!
スポンサーサイト
Home |  Category:TRPG |  コメントアイコン Comment4  |  Trackback0
Tracback

Tracback URL :

Comment

    

GWはクトゥルフのセッション
いいなー

まあ、元気そうで安心しました
んではまた

GWはクトゥルフのセッション
いいなー

まあ、元気そうで安心しました
んで、はまた

重複投稿してる( ・`ω・´)!

拍手にコメントに盛りだくさん!
ありがとうございます!

一つのことにしか集中できず、つい何かかしらを放置してしまいますね(´・ω・`)
しかしこの通り、体力はへっぽこですが、とりあえず生きてます!w

セッションは楽しかったのです~(*´∀`*)エヘエヘ
新しい輪もできたのでまた嬉しく。やっぱり創作話含めて色々語れるって楽しいですね。

鈴木さんはお仕事本当にお疲れ様です……っ!
どうにか身体を休めてくださいね。体は資本ですからね!

Home   Top
 
プロフィール

あずさ

Author:あずさ
武器:シャーペン、ノート、パソコン、ポメラ
レベル:29
二つ名:囁(アビス)
あだ名:エゴイスティックスケコマシ
四字熟語:好色生活
(※二つ名メーカー、脳内メーカー等による結果)
アイコン:朧夜緋雨さまから

最新記事
カテゴリ
呟き、囁き、ぼやきに寝言
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード