殴り書きその2

頭痛が痛い(二重日本語)(物理的に)(痛い)

いつからかほんっっっとうに体力がなくなりまして……
半日も経つと職場で毎日グロッキーになっています(´;ω;`)
吐き気やら頭痛やら腹痛やら、もう、本当に勘弁してくださいぃ……
下手すると休日まで響くのでぐぇぇぇぇ……

明日は職場の飲み会です。
この時期は多いですね。
最近グロッキーすぎて飲み会でも一滴もお酒を飲んでいないうえに、一次会の時点で頭痛がひどくてフラフラ帰ってくるのがお約束のパターンのような。
何だってんだい一体(´・ω・`)

そんな泣き言もまき散らしつつ、殴り書き。
ストレス発散だい。



*****


「秀さんって、何でそんなに妖怪のフォロワーがいるんですか?」

 バイト先の骨董屋「つなぐ屋」で棚の整理をしていた凛花は、レポートの休憩と称してダラけていた秀にそんなことを尋ねた。
 ――自分はいつもここで棚の整理をしている気がする。
 客自体が少ないので、他にできることがあまりないのが実状なのだ。
 とはいえ、棚に陳列されているものは古く高価なものも多く、粗末には扱えない。定期的な掃除や整理は大事な仕事だ。そう教えられた凛花は生真面目に作業を行うことにしている。

 凛花の問いに、椅子の背もたれを前に座っていた秀は「うん?」と首を傾げた。
 ――そういう座り方も、なんというか子供っぽい。
 椅子にくらい普通に座ればいいのに。

「どゆこと?」
「いえ、だって……秀さん、そんなに呟いてませんよね。別に面白いこと書いてるわけでもないし……」

 妖怪独自のネットワーク。
 そこにもSNS――ソーシャルネットワークサービスといったものは展開されていて、秀はそれを利用している。凛花も不慣れながら利用し始めた者の一人だ。
 その中でも簡易的で便利なのが、ツブヤイッター。短い文章などを投稿し、共有する、無料のコミュニケーションツールである。特定の者を「フォロー」するとその者の投稿がすぐに見れる状態になるのだが、秀の「フォロワー」、つまり秀をフォローしている妖怪の数は尋常ではなかった。

「いや~……そんなこと言われてもなー。あ、基本的にフォロー返しはしてっケド」
「どうしたらこんなに爆発的に増えるんですか?」

 中にはフォロワーを増やすために面白いことを投稿しようとする者も多い。
 しかし、秀の投稿自体はさほど狙ったものではなさそうだった。加えて投稿の頻度も決して多い方ではない。実際、彼は日常的に予定を埋めていることが多く、リアルに誰かと会っている時間の方が占める割合は高いはずなのだ。

「オレの場合、どっちかっつーと知ってる妖怪が多いんすよ」
「え?」
「いわゆるリア友っつーか。そんで友達の友達が気になったから~ってフォローしてくれることも多くって。で、友達の友達の友達が~ってどんどん増えてった感じ」
「ええぇ……」

 そちらの方がハードルが高い気がするのだが。
 胡乱げに見ていると、面白そうに秀は目を細めた。口角もあからさまに上がっている。本当によく笑う人だ。大声だろうと黙っていようと。

「友達を増やすコツ、ちょこっとあるんすよ」
「……え? コツ?」
「そー。まあ、どこまで効果があるか保証はしねーケド」

 ケラケラと笑った彼は、背もたれに肘を乗せたまま凛花を手招く。
 素直に従うのは少々癪な気もしたが、凛花は言われるままに歩み寄った。
 にっこりと彼は笑う。

「相手に興味を持つこと」
「ハイ?」
「やっぱ、無関心より関心持ってくれる人の方が接しやすいじゃん。だからな、相手に興味持って色々話しかけんの。まあ下心あるのはアウトかもだケド、純粋な興味・関心ならケッコー嬉しいもんよ?」
「……そういうものですか?」
「あくまでも持論な」

 軽々しく嘯いた彼は、くいと凛花の袖を引っ張り。

「だからオレも、凛花ちゃんのこともっと知りたいなー?」
「……。……やっぱり秀さんの持論は当てになりませんね」
「あっは、辛辣」

 パッと手を離しケラケラと笑う彼は、どこまでが本気なのか分からない。
 つかめない人だ、と凛花は思う。いつものことだけれど。

「……秀さんは」
「うん?」
「自分に関心を持たれたら、嬉しいですか? 色々知ってほしいと思いますか?」

 素朴な疑問だった。
 率直に淡々と尋ねた凛花に、秀は数度瞬く。彼は背もたれについていた肘をズラし、腕ごと乗せる。その両腕に頭を乗せて凛花を見上げる。

「知りたい?」
「……」
「オレがどう思うか。どう考えてるか。何が嬉しいか。何が嫌か。凛花ちゃんは、オレのこと、知りたい?」

 どう答えても癪な気がする。
 そんな質問に仏頂面を向けると、クスクスと楽しげな笑いが彼の中に広がっていく。
 ――玩具にされているのだ。くそう。

「……もういいです」
「ありゃ」
「秀さん、案外分かりやすいですから。その内すぐ分かるようになるんだから覚悟しててくださいよ」
「……ありゃー」
「ていうか、ここでダラダラしてていいんですか。レポートまだなんでしょう?」
「ヒェッ」

 凛花の指摘に間抜けな声が上がる。
 凛花はそれに笑いかけ、慌てて引っ込めた。こうやって構うから彼が調子に乗るのだ。そしてレポートとやらが長引くのだ。
 気を引き締め直し、凛花は棚の整理に戻る。集中だ。集中。
 そう言い聞かせれば、元から生真面目な凛花はすぐにその作業にのめり込んでいく。

 だから。

「オレは少し、怖いかもなぁ」

 そんな含み笑いの呟きは、凛花の耳には届かなかった。


******


ちょろっと設定を知っている友人たちからは、「秀は闇を抱えていそう」って言われます( ´∀` )笑
本来はバレないように取り繕うのが上手いキャラのはずなんだけどな……!?ww
凛花ちゃんとの絡みで色々見せていきたいところです。ふわっふー。
スポンサーサイト
Home |  Category:メモやら小話やら |  コメントアイコン Comment0  |  Trackback0
Tracback

Tracback URL :

Comment

    
Home   Top
 
プロフィール

あずさ

Author:あずさ
武器:シャーペン、ノート、パソコン、ポメラ
レベル:29
二つ名:囁(アビス)
あだ名:エゴイスティックスケコマシ
四字熟語:好色生活
(※二つ名メーカー、脳内メーカー等による結果)
アイコン:朧夜緋雨さまから

最新記事
カテゴリ
呟き、囁き、ぼやきに寝言
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード