【タルタロス】その笑顔、危険につき【ロトソマ】

絵茶なう!

そこでちらっと出てきたネタをSSにw


・腐向け?
・ロト様がなんか知らんがSである
・ソマさんがなんか知らんがたじたじである
・いったい何があったのかよくわからない
・雰囲気SS
・短時間すぎてごめんあそばせオホホホ



*****ここから******


 少し前から思っていたことがある。

「アエルロトさんって……その、……地味に意地悪ですよね」

 思わず言ってからソーマはハッと口を押さえた。
 恐る恐る相手の方を見上げれば、かなり失礼なことを言われたであろう彼は、気を害した様子もなくにっこりと笑って。

「いいえ、そんなことありませんよ」

 笑顔が胡散臭い。
 それはもう胡散臭い。

 周りはこの笑顔に騙されるのだ。
 そして初めの頃はソーマもそうやって騙されてきたのだ。
 ――しかし、これ以上騙されてなるものか。
 ソーマはそう心に誓い、相手――アエルロトの笑顔に気圧されないよう、ぐっと瞳に力を込めた。

「そ、その笑顔が怖いんですよ……!」

 しかし悲しいかな、今までの経験が脳裏によぎると思わず腰が引けてしまう。
 自分の学習能力がかえって恨めしくて仕方ない。
 ソーマは自分の不甲斐なさに知らず歯噛みし、――その様子を見ていたアエルロトはいっそう笑みを深くした。

「何をおっしゃっているのか、よく分かりませんね」

 なぜ近づく!?
 ただでさえすぐに触れ合えそうな位置にいたというのに、なぜこれ以上近づこうとする!?

「あ、あの」
「はい?」
「……」

 だから。
 その笑顔が。

(怖いんですってばぁあああ!?)


 ――ただならぬ予感に思わず逃げ出したソーマはしばらくしてから息をついた。
 思わず全力疾走してしまったが、改めて考えると失礼極まりない話である。
 話を振ったのは自分だし、そもそもアエルロトは笑っていただけである。

 しかし。
 ソーマの全細胞が告げている。容赦なく警告している。

(あの笑顔を向けられてロクなことがあった試しが……っ)

「どうしたんですか?」
「わぁあああ!?」

 いつの間にか背後から抱きしめられ、さらにはのしりと体重をかけられ、ソーマは思わず悲鳴を上げた。
 「いやぁああん!」どころではない。素である。これ以上ないほどの素である。

「おや……ソーマさんがそんなに驚くとは珍しい。本当にどうされました?」
「……あ、あの」
「はい」

 ――振り向けないが、見なくても分かる。
 相手の爽やかすぎるであろう笑顔を脳裏に浮かべ、ソーマは頬を引きつらせた。


 その笑顔、危険につき。



******ここまで*****




今までの経験に何があったかは、ご想像にお任せします……
ソーマさんがここまで取り乱すくらいですから、ロト様、色々しでかしたんでしょうね。
怖い怖い!
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