腐敗臭、察知

中途半端なメモばかりが溜まっていく今日この頃。

倭鏡伝。
腐女子キャラにつき、注意。
苦手な方は続きを見ないことをオススメします。
**************


 最近入ってきた人で、面白い人がいるという。

 現在、倭鏡の城で春樹と大樹の相手をしてくれているのは二人組みの女性。
 まだ不慣れなのか紅茶を淹れる手つきはおぼつかないが、それでもしっかりと作業をこなしていく。
 一見ふつうの世話人のようだが……。

「お茶が入りました」

 比較的背の高い、落ち着いた声音の女性がそう告げる。彼女は相方に「千草」と呼ばれていた。
 温かな紅茶を受け取った春樹は笑顔を向ける。

「ありがとうございます。もし時間があるのでしたら、お二人も一緒にどうですか?」
「え……」
「僕と大樹だけじゃ退屈ですし。な、大樹?」
「ん? クッキー食えるならどっちでもいいぜ!」
「あのな……」

 馬鹿正直な弟の大樹にため息が出る。
 しかしそれでリラックスできたのだろう、クスクスと笑った千草は相方を振り返った。
 千草と比べて背の低い、人によっては幼ささえ感じさせる相方の名は「真凛」という。

「真凛、どうしましょうか」
「うーん、せっかく春樹様と大樹様が誘ってくださったんだから……ねえ?」
「……そうね。急ぐ用事もないし」

 そんなこんなで四人でのティータイム。
 初めはごく普通に、言ってしまえば和やかな会話が多かった。
 やはり日本の生活というものは興味深いらしく、真凛に至ってはぐいぐいと質問を重ねてくる。
 しかしこちらの話題に興味を持ってもらえるというのは決して悪い気分でなく、春樹と大樹も聞かれるままに答えていたのだが……。
 ふいに真凛の目の輝きが増した。

「あのあの、もう聞いちゃっていいですか!」
「え? 何ですか?」
「春樹様と大樹様って、寝るとき、どちらが上ですか!」

 ……。

「真凛! あんた!」
「寝るとき……? オレが上だけど」
「大樹様が!? まさかの!」
「え」
「体格的には春樹様かと思ってましたが……いやでも押しの強さなら大樹様ですものね! 大好きオーラ出てますし、春樹様もつい絆されてしまったりして……そう、つまりは下剋上! いやでも待って、もしかして騎乗」
「黙りなさい!」

 ごん、と鈍い音が響き渡った。
 春樹と大樹は数度瞬き、目の前の光景を再度確認する。
 ――千草が真凛を盆で殴って、いた。

 呆気に取られている二人に対し、千草は勢いよく頭を下げる。

「失礼いたしました!」
「え……いや、いえ、別に……」
「申し訳ありません、悪気はないのです! よく言って聞かせますから! お二人はごゆっくり!」
「はぁ……」

 まくしたてた千草は真凛を引きずって部屋の奥へ。
 取り残された二人は顔を見合わせた。クッキーを頬張っていた大樹はきょとんとした面持ちで首を傾げてみせる。

「……二段ベッドの話じゃねーの?」
「……さあ」


 *


「真凛! この馬鹿!」

 渾身の力を込めて怒鳴りつける。しかし相手に反省の色は見えない。むしろ正当化しようとでもいうのか真凛の握りこぶしに力が入る。

「だってだってぇ! 本人を前にしたら、やっぱり気になっちゃうんだもん!」
「だもん、じゃない! 妄想は頭の中だけにしとけって言ってるでしょうが!」
「うぅ……色々話を聞いてたら、つい……。でもなんかもう二人とも受けにしか見えないわ。うん、リバでいいかな、葉様の一人勝ちでいいよね」

 知るか!!
 千草は悲嘆に暮れる思いで叫び散らす。

「あんたがどういう思考を持っていたとしてもそれは構わないけどね、そういう話題に私を巻き込まないでよ!」
「だって二人暮らしだよ!? 親の目もないんだよ!? そりゃ何か起きるでしょうよ!」

 起きるか!
 彼女の思考回路は理解できない。千草は改めてそのことを実感する。
 千草は一つため息をついた。どうどう、落ち着け。自分が彼女のペースに巻き込まれては意味がない。

「あのね真凛。あるわけないでしょ。男兄弟で、しかもお二人ともまだ幼いんだから……」
「性別なんて関係ないし、幼いなら好奇心いっぱいだよね?」
「あんたは何が何でも二人を穢したいのか!」
「二人にこだわるわけじゃないけど……ふふふ、あちらの学生生活もずい分美味しそうだよね」

 駄目だこいつ。
 千草ははっきりと目眩に襲われた。それでもなんとか踏みとどまる。ここで倒れるわけにもいかない。

 彼女の奇妙な嗜好に気付いたのはいつ頃からだったろうか。もっと早く気付いてあげていれば、少しは改善したかもしれないのに。ああ、過去の自分の愚か者!

「それにしてもさっきの見た? 春樹様が『火傷するなよ』って! お兄ちゃん心配なんですね分かります!」
「そりゃ、弟思いな方だから……」
「『まあ、舌を火傷しても舐めれば治るよ』って……」
「きゃあああ捏造するなあああー! 仮にも王家の方に不謹慎すぎるわー!!」
「え? お受け?」
「ああもう! 耳鼻科行ってこいー!」


 *


「どうだ、面白い奴だったろ」

 カラカラとあっさり葉に笑われ、春樹は曖昧にうなずいた。

「……まあ、癖は強いみたいだね」


***************


なんかノリがてきとーになってしまいましたが。


倭鏡の世界にボーイズラブだとかガールズラブという概念が存在するのか?
 →します。(あっさり)


日本でも割と昔からあったじゃないですか。
だから、という言い方もおかしいですが、腐女子やら腐男子やらは倭鏡にもいます。
今の日本ほど大っぴらじゃないつもりですけどね~。
同人誌も「同人誌」という名前じゃないだけで、ひっそりとあるんじゃないでしょうかね?w

そんなどうでもいいことを言いたくて書いたメモでしたwww

ちなみに葉兄は自分に実害がなきゃ割とどうでもいいですよ。
あぁ、でも想像されるだけにしても、受けは嫌がりそうかもしれない……。
春樹と大樹はあまり詳しくはない。
ただ、春樹は腐女子独特のよからぬ空気を察知することはできそうです。「なんかおかしなこと考えてそう」っていう。

……はい、すいませんでした。
面接の息抜きです……はい。
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